第1戦では#2 サム・バード(ENVISION VIRGIN RACING)が優勝を飾った。そして2~3位には話題のボルシェとメルセデスの両ワークスチーム。2位は日本にも馴染みの深い世界的名手#36 アンドレ・ロッテラー(TAG HEUER PORSCHE FORMULA E TEAM)で、3位には17年と18年にマクラーレンからF1にレギュラー参戦した経験をもつ#5 ストフェル・バンドーン(MERCEDES-BENZ EQ FORMULA E TEAM)が入っている。
翌日の第2戦はBMW i ANDRETTI MOTORSPORTの2台が#27 アレクサンダー・シムズ、#28 マキシミリアン・ギュンターの順で1-2にてレースを終えた。しかし2番手ゴールの#28 ギュンターが表彰式後にタイム加算ペナルティで11位に降格され、1-2は幻に(セーフティカーラン終了~開戦時のオーバーテイクに関する問題で、フォーミュラE特有の「アタックモード」起動に際しコース上の“アタックゾーン”を通過せねばならないことが絡んだ事象だった)。
第2戦の優勝は#27 シムズ(BMW)。以下は繰り上がりで2位にルーカス・ディ・グラッシ(AUDI SPORT ABT SCHAEFFLER)、3位は2戦連続で#5 バンドーン(メルセデス)となった。