【SUPER GT】ボッシュがオフィシャルスポンサーに加わる…2020年からの3年契約

BOSCHがSUPER GTのオフィシャルスポンサーとなる(契約期間は2020~22年)。
  • BOSCHがSUPER GTのオフィシャルスポンサーとなる(契約期間は2020~22年)。
  • GTAの坂東正明代表とボッシュのクラウス・メーダー社長。
  • GTAの坂東正明代表とボッシュのクラウス・メーダー社長。
  • GTAの坂東正明代表とボッシュのクラウス・メーダー社長。
  • 来季からGT500クラス参戦全車に「BOSCH」のロゴが掲出される。
  • 来季からGT500クラス参戦全車に「BOSCH」のロゴが掲出される。
  • 発表会上に展示された、2020年の新GT500マシン3種(左からスープラ、NSX、GT-R)。

22日、「SUPER GT × DTM 特別交流戦」のレースウイーク中である富士スピードウェイにて、ボッシュ(BOSCH)がSUPER GTシリーズのオフィシャルスポンサーに加わることが発表された。

SUPER GTのシリーズ運営団体「GTA」の坂東正明代表とボッシュのクラウス・メーダー社長が臨席した会見で、2020年からボッシュがSUPER GTのオフィシャルスポンサーになると報告された。当面の契約期間は3年(2022年まで。より上級である「シリーズパートナー」格での参画と見られる)。

来季、GT500クラス参戦全車(スープラ、GT-R、NSX)にボッシュの共通コンポーネントが搭載され、それぞれが「BOSCH」のロゴも纏うことになる。セーフティカーや表彰台バックボード等にも、もちろんロゴの掲出がある。

提供が決まっているコンポーネントは、マルチディスプレイ、エンジンコントロールユニット、各種センサー、スターターなど。いずれもDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のマシンが共通コンポーネントとして搭載しているものだという(GT500とDTMの車両規則は現在でもかなり“共通化”されているが、来季からは共通の「クラス1」規定準拠となる)。

メーダー社長はスポンサーシップの意義について、「日本市場は我々にとって重要であり、SUPER GTの開催サーキットの観客のみなさんに、あるいはテレビ映像を通じて、我々の強いコミットメントを表現していきたい。また、技術開発のプラットフォームのひとつとしても考えている」とコメント。さらに、「SUPER GTに最高のパフォーマンスとコスト抑制効果をもたらしたい。SUPER GTとの関わりを楽しみにしている」と、自信と期待を見せていた。

スープラ、GT-R、NSXの“新GT500マシン”が戦う2020年のSUPER GTシリーズは、4月12日決勝の岡山国際サーキット戦で開幕する予定だ。

《遠藤俊幸》

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