ゼンリンは、10月にシンガポールで開催された「第26回ITS世界会議2019」のJAPAN PAVILION内に出展。MaaS向けソリューションとして地図データベース「Mobility based Network」を初公開した。同社がMaaS向けとしてこのデータベースを公開するのは初となる。
「Mobility based Network」が実現するのは、移動の可視化によって鉄道・道路・歩行者ネットワークなどを1つの空間上に表現できるようになるもの。ゼンリンはこの活用により、「あらゆるモビリティ用途に最適化された交通ネットワークにより、各モビリティの接続点となる交通結節点が一元的に共有可能となる」と紹介している。また、MaaSオペレーターが利用しやすいサービス構想を提案するほか、その各事業者への地図情報の導入事例も紹介した。