混乱続く米GM、労働協約暫定合意後もスト続行[新聞ウォッチ]

ストライキを続けるGM労働者(10月20日、ベッドフォード鋳物工場)
  • ストライキを続けるGM労働者(10月20日、ベッドフォード鋳物工場)
  • ラグビーワールドカップ、日本(赤/白)対南アフリカ(10月20日、東京スタジアム)

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の準々決勝が行われ、日本は過去2度の優勝を誇る南アフリカと対戦し、3-26で大敗した。

きょうの各紙は「4強ならず」というタイトルが際立つが、過去最高成績となる8強という快進撃を続けた日本のチームに対し、「感動ノーサイド、闘志元気もらった」(読売)、「夢をありがとう」(産経)、「不屈の精神に拍手と涙」(日経)などと、多くのファンから桜の戦士をたたえる惜しみない拍手が送られたが、パワーの差に打ちのめされた戦いでもあったようだ。

戦いと言えば、すっきりしないのが米ゼネラルモーターズ(GM)の労働争議。きょうの読売が取り上げているが、工場従業員らによる全面ストライキの混乱が収まらないという。

それによると「スト開始から1か月が過ぎ、全米自動車労働組合(UAW)とGMが新たな労働協約を結ぶことで暫定合意したが、支部代表者らによる会議ではスト解除が認められなかった」と報じた。

背景には、次世代車開発のために経営合理化を進めたい会社側と、それに反発する組合側の根深い対立があるという。

また、記事では労組問題に詳しい、地元のウェイン州立大のマリク・マスターズ教授のコメントが興味深い。「自動車業界は急速に変化しており、会社は継続的にリストラを続けることになるだろう。彼らにとってこれは終わりのない闘いだ」と指摘しており、「次世代車への転換を進める自動車メーカーでは今後、労使交渉が難しくなる可能性もある」とも伝えている。

2019年10月21日付

●英、EU離脱延期要請、書簡2通.首相は「今月末」意向(読売・1面)

●GM労使根深い対立、暫定合意もスト続行、経営合理化、組合、強い反発(読売・4面)

●85歳車突入3人死傷、群馬ブレーキ踏み間違いか(読売・31面)

●ラグビーW杯2019日本4強ならず、快進撃偉業残し(毎日・1面)

●最前線インタビュー、水に浮く小型EVを開発、FOMM鶴巻日出夫社長(毎日・7面)

●天皇陛下即位ご宣明へ、あす「即位礼正殿の儀」(産経・1面)

《福田俊之》

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