VWグループ、電動車向けリチウムイオン電池の開発と生産を開始

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は9月23日、ドイツ・ザルツギッターにおいて、電動車向けのリチウムイオンバッテリーの開発と生産を開始した、と発表した。

フォルクスワーゲングループは現在、次世代の電動車を今後10年間で約70車種投入するという電動車攻勢に打って出ている。その先陣を切るのが、「ID.」ファミリーの最初の市販モデルとして、2020年に発売予定のコンパクトEV『ID.3』だ。これに続いて、SUVセグメントには『ID. CROZZ』を投入する計画で、さらにMPVの『ID. BUZZ』を順次、市場に投入していく。

今回の発表は、フォルクスワーゲングループの電動化戦略を加速させるものだ。9月23日、ドイツ・ザルツギッターのセンターオブエクセレンス(CoE)に、小型セル電池生産のパイロットラインが開設された。およそ300人のエンジニアが、リチウムイオンバッテリーの量産に向けて、製造技術の開発やテストに取り組む。

なお、フォルクスワーゲングループは、およそ9億ユーロを投じて、電動車向けのリチウムイオンバッテリー新工場をザルツギッターに建設する計画だ。この新工場は、スウェーデンの電池メーカー、ノースボルトとの折半出資の合弁工場となる。生産開始は2023年末から2024年初頭を予定しており、稼働当初の年間出力は16GWhになる見通しだ。

《森脇稔》

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