ホンダ、次世代助手席エアバッグ開発…2020年から市販車に搭載へ

ホンダの次世代助手席エアバッグ
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ホンダ(Honda)の米国部門は8月23日、次世代の助手席エアバッグを開発した、と発表した。

このエアバッグは、米国オハイオ州のホンダR&Dセンターが開発を主導した。斜め前方からの車との衝突事故や斜め前方への物体への衝突事故の際に、助手席乗員の保護性能を強化することを重視している。ホンダは2020年から、この新開発エアバッグを市販車に搭載する予定だ。

新しいエアバッグの開発とテストは、オハイオ州のホンダR&Dアメリカズのエンジニアが、オートリブと共同で取り組んだ。 この新開発エアバッグは、さまざまな衝突事故において、乗員をより良く保護する技術を開発するホンダのコミットメントに基づいているという。

ホンダの次世代エアバッグは、さまざまな正面衝突において、乗員が負傷するリスクを減らすように設計されている。新開発のエアバッグは、衝突を検知して膨張する部分が3つに分かれているのが特長だ。 ホンダによると、野球のキャッチャーミットのようなものを操作するセイルパネルが乗員の頭部を保護し、負傷リスクを軽減させるという。

この次世代エアバッグ技術は、オハイオ州レイモンドにあるホンダのR&Dセンターで実施された研究とテストに加えて、ホンダのエンジニアが実際の衝突事故を研究した結果、としている。
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《森脇稔》

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