波乱続きの一戦を制したのはウィル・パワー(#12 Team Penske/シボレー)で、今季初勝利。パワーは最初の赤旗中断からレースが再開される際のコーションラップ(隊列走行)中に、デブリを踏んでタイヤに異常が起きていたためか緊急ピットインしてポジションを大きく下げたものの、そこから上位の争いに復帰し、最終的には勝利をおさめた。これで13年続けて年間1勝以上を記録することにも成功している。
2位はスコット・ディクソン(#9 Chip Ganassi Racing/ホンダ)、3位にはシモン・パジェノー(#22 Team Penske/シボレー)と、タイトル争いに現実的な可能性を残す4人のうちの2人が表彰台圏内でレースを終えた。シリーズ首位のニューガーデンは今回5位。シリーズランキング2番手のロッシは1周目の多重クラッシュのあと、マシンを修復して大きく遅れながらもレースに復帰して最終結果18位。