創業22年を迎える、イギリスのチューニングメーカー「リッチフィールド」は、トヨタ『GRスープラ』を過激にチューンした新型カスタムカーを発表した。
今回メインにカスタムしたのはその心臓部だ。スープラのトップグレード「RZ」には、BMW製3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジン「B58」が搭載され、最高出力は340ps、最大トルク500Nmを発揮する。それでも十分なパワーだがリッチフィールドでは、ミルテックとアクラボヴィッチ製エキゾーストシステムを搭載しECUを再プログラミング、ソフトウェアのアップグレードにより最高出力426ps、最大トルク597Nmまで高められている。
これは開発のベンチマークとした、ポルシェ『ケイマン』最新の高性能モデル『718ケイマンGT4』の最高出力420psをも圧倒する馬力だ。
パフォーマンス性能は発表されていないが、リッチフィールドではスープラ専用となるローダウンスプリングキット、グリップとステアリングフィーリングを向上させるサスペンション、さらにカーボンエクステリアのアップグレードなども計画しているという。