「西武ちちプラレール駅」が開業 秩父線開通50周年×プラレール60周年

5000系レッドアロー・フォトスポット
  • 5000系レッドアロー・フォトスポット
  • 「西武ちちプラレール駅」開業記念セレモニー
  • 「西武ちちプラレール駅」開業記念セレモニー。向かって左から西武鉄道運輸部西武秩父駅管区長の佐藤徹夫管区長、タカラトミーの小島一洋代表取締役社長 、西武鉄道の若林久代表取締役社長執行役員、西武鉄道の飯田則昭常務取締役鉄道本部長
  • 5000系レッドアロー・フォトスポット除幕
  • 「西武ちちプラレール駅」開業記念セレモニー
  • 5000系レッドアロー・フォトスポット。後ろは001系ラビュー。
  • 5000系レッドアロー・フォトスポット
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西武秩父駅(埼玉県秩父市)が実物大プラレールになった? レールがタカラトミーの鉄道おもちゃでおなじみの青いレールになり、さらに20年以上前に引退した5000系特急レッドアローも復活? 「西武ちちプラレール駅」開業記念セレモニーが14日、開催された。

西武鉄道およびタカラトミーでは、2019年7月14日から9月1日まで、「西武秩父線開通50周年×プラレール60周年」を記念して「新駅誕生!? 幻の『西武ちちプラレール駅』開業記念キャンペーン」を実施する。

「西武ちちプラレール駅」では「すごい!を一緒に。」をテーマに、7月14日から西武秩父駅構内に、50年前に運行を開始した5000系レッドアローの前頭部(実物)を展示したフォトスポットを設置するほか、駅構内の線路の一部を“青く”し、本物の電車が巨大なプラレールのように見えるなど、西武秩父駅がプラレールの世界になったかのような演出がされた。

西武鉄道の若林久代表取締役社長はセレモニーで「西武秩父線が50周年を迎えたことは、地域の皆様の支援の賜物。感謝の意を込めてキャンペーンを実施する。皮切りの『西武ちちプラレール駅』では、プラレールの世界観で西武秩父駅を装飾した。西武秩父線を訪れて楽しんでほしい」とあいさつ。

5000系前頭部フォトスポット除幕の後は、新型特急電車001系『ラビュー』(ちちぶ20号)の発車合図を、西武鉄道運輸部西武秩父駅管区の佐藤徹夫管区長とタカラトミーの小島一洋代表取締役社長が送った。さらにその後、5000系の塗装を復刻した10000系特急『ニューレッドアロー』のクラシック塗装(ちちぶ7号~ちちぶ22号折り返し)が入線、5000系フォトスポットとの並びが実現した。

西武鉄道では、7月14日から2020年3月まで、「西武秩父線開通50周年記念キャンペーン」を実施する。西武秩父線および特急電車が今年10月14日に50周年を迎えることを記念し実施するもの。「西武ちちプラレール駅」もキャンペーンのひとつだ。

西武鉄道では10月に記念セレモニーを予定しているほか、7月から順次「西武秩父線50th×プラレール60th特別企画」、「特設Webサイトの開設」、「記念乗車券の発売」、「各種イベント」など実施する。また、特急電車の運行開始50周年を記念したプロモーションも展開する予定だ。西武秩父線開業式の様子

●西武秩父線の歴史

西武秩父線は1967年7月19日に建設に着工、およそ2年3カ月の工期を経て、1969年10月14日、当時私鉄最長とされた正丸トンネル(4.8km)で山を貫き、埼玉県飯能市の吾野駅と秩父市の西武秩父駅とを結ぶ19.0kmの路線として開通した。

それまで東京から秩父まで3時間近くかかった国鉄(当時)高崎線や東武東上線から秩父鉄道に乗り換える経路に比べ、西武秩父線開通と同時に営業運転を開始した、直通のレッドアローで池袋から83分(現在は78分)という短絡ルートとなった。

秩父が東京と直結することは地元住民の悲願であった。秩父が都心部から手軽に行けるレジャーの行き先となったことでも話題となった。また高度成長当時、石灰石資源がある秩父地域から都市部へ、石灰石を主原料とし都市の構築に不可欠なセメント輸送を可能にしたことにより、産業界からも注目された。正丸トンネルの工事

●年表

1957年:西武秩父線工事の免許申請
1967年7月19日:建設に着工
1969年10月14日:西武秩父線(吾野~西武秩父駅)が開通、5000系特急レッドアローが登場
1993年12月6日:新宿線に10000系特急ニューレッドアロー登場
1995年10月14日:5000系特急レッドアローさよなら運転
2019年3月16日:池袋線に001系特急ラビュー登場

《高木啓》

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