トヨタ自動車(Toyota)の米国法人、米国トヨタ販売は7月2日、2019年上半期(1~6月)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は115万2108台。前年同期比は3.1%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
全販売台数115万2108台の内訳は、乗用車が前年同期比7.7%減の43万1804台と減少傾向にある。SUVなどのライトトラックも、前年同期比0.2%減の72万0304台と、マイナスに転じた。
トヨタブランドの上半期実績は、前年同期比3.6%減の101万6373台。乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、17万6008台を販売。前年同期比は1.6%減と、2年ぶりに前年実績を割り込んだ。『カローラ』も、5.3%減の15万2868台と減少傾向にある。『プリウス』は、36.7%減の2万9241台にとどまった。
トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が20万0610台。新型効果が持続しており、前年同期比は1.1%増とプラスを維持した。中型SUVの『ハイランダー』は11万1183台。前年同期比は2.7%減と、マイナスに転じた。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、2.3%減の5万4497台と後退。『タコマ』は、4.8%増の12万1866台と、2年連続のプラスとなった。
トヨタ自動車の2018年米国新車販売は、242万6672台。前年比は0.3%減と、引き続き落ち込んでいる。