ドラレコの証拠映像、最も活用されたのは「側面衝突」 カーメイト調べ

カーメイト・ダクション360S
  • カーメイト・ダクション360S
  • 最も”こわい”と感じたクルマでのアクシデント
  • 事故・事件にまで至ったもの
  • 事故・事件に至った際、効果的だった対応
  • ドライブレコーダーが活用された事故・事件
  • 現在使用のドライブレコーダーと、今後欲しいドライブレコーダー

カーメイトは、同社製品ユーザーを対象とした交通トラブル実態調査を実施。ドライブレコーダーの映像が最も活用されたのは「側面衝突」だったことがわかった。

調査は5月29日から6月4日までの期間、同社製品ユーザーを対象に実施。7932人から有効回答を得た。

「最も危機を感じたクルマでのアクシデント」については、1位「急な割込み(23%)」、2位「あおり(15%)」など、迷惑運転が約4割を占めた。3位には日常的で加害者になりやすい、「自転車の飛び出し(13%)」が入った。実際に事故や事件につながったものでは、1位「後ろからの追突(36%)」、2位「横からの衝突(23%)」と、不意に起きる衝突事故が全体の約6割に。「自転車の飛び出し(8%)」や駐車中のトラブルも1割近くあり頻度の高さがうかがえた。

事故や事件に至った際、もっとも効果的な対応(複数回答)については、1位「警察への通報」、2位「保険会社に連絡」だった。続いて「ドライブレコーダーでの映像確認」や「ナンバーを控える」など、説明材料となるものが続いた。

その際、ドライブレコーダーの映像が役立ったシチュエーションは、1位「横からの衝突(23%)」、2位「後ろからの追突(18%)」、3位「急な割込み(15%)」。警察や保険会社への状況説明に使用し、もめた際の事故処置時間の短縮や過失割合の交渉に役立てたほか、衝突後逃げられた際や、駐車中のトラブル等にも活用されているようだ。

現在使っているドライブレコーダーについては、「前方録画」が75%、「前後録画」は23%どまり、「360度録画」はわずか2%だった。しかし今後ほしいドライブレコーダーを聞いたところ「360度録画」が55%、「前後録画」が37%、所有ドラレコの7割以上を占める「前方録画」はわずか3%だった。「360度録画」を選んだ人の多くは「横からの衝突」「全方位撮れる」点の安心感を、「前後録画」を選んだ人は「前だけでは怖い」「あおりや追突対策」などの理由をあげていた。

《纐纈敏也@DAYS》

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