今秋にも成田スカイアクセス線に京成の新型車両…新京成電鉄と共同開発した3100形

京成としては15年ぶりの新型車となる3100形。成田スカイアクセス線で運用するため、同線の案内カラーであるオレンジのラインを施し、京成本線経由の成田空港行き列車と区別しやすくする。
  • 京成としては15年ぶりの新型車となる3100形。成田スカイアクセス線で運用するため、同線の案内カラーであるオレンジのラインを施し、京成本線経由の成田空港行き列車と区別しやすくする。
  • 車体側面には、アクセントとして飛行機や沿線各所をイメージしたイラストを配置する。
  • 車内のイメージ。シートの背もたれは従来より高くなった「ハイバック形」を採用し、袖仕切りをガラス化。空港アクセス用の車両らしく、一部の座席を折畳み式とすることで、1両あたり4か所(先頭車は3か所)にスーツケース置き場が設けられる。また中間車にはフリースペースを設置。車内案内装置は17インチのLCDを2画面とし、案内機能の拡充が図られる。

京成電鉄(京成)は4月11日、新型車両「3100形」を導入すると発表した。

3100形は「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」をコンセプトに、京成としては15年ぶりに登場する新型車両で、北総鉄道・千葉ニュータウン鉄道・成田高速鉄道アクセス・成田空港高速鉄道からなる、通称「成田スカイアクセス線」(京成高砂~成田空港)を経由する成田空港アクセス列車へ投入される。

従来車より一層の省エネが図られ、モーターへの電流を制御する装置には「フルSiC-VVVF」を搭載。「IGBT-VVVF」を搭載した3000形より15%の消費電力が節減されるという。

車内は1両あたり3台の防犯カメラが設置され、WiFiも装備。空気を浄化する効果があるプラズマクラスターイオン発生装置の搭載や空調装置の改良により車内環境の改善が図られる。

3100形は、新京成電鉄と共同開発した車両で、新京成側は一部仕様が異なる「80000形」となる。今秋に8両編成2本16両が最初に投入され、2020年度以降も増備される予定。

今冬にも新京成電鉄に14年ぶりの新型車両…80000形

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

編集部おすすめのニュース

特集