タイヤ販売、夏タイヤ好調で5%増 2月

ダンロップ「SPORTMAX Q4」
  • ダンロップ「SPORTMAX Q4」
  • トーヨー・セルシウス CUV A(参考画像)

GfKジャパンは、2月の自動車用タイヤ販売本数が前年同月比5%増とプラス成長に転じたと発表した。

2月は特に夏タイヤが同8%増と伸びを牽引した。冬タイヤの販売は、暖冬の影響で前年同月実績を下回り、タイヤ全体に占める冬タイヤの本数構成比は22%と、前月の同42%から急速に縮小した。

サイズ別の販売動向をみると、軽自動車向けである155/65/14の本数が前年同月比17%増、165/55/15が同18%増と、それぞれ好調だった。同サイズを採用した軽自動車が増加傾向にあることも背景にあるとみられる。

タイヤ全体の税抜き平均価格は前年同月横ばいの8800円となり、販売金額全体は同4%増となった。

2月の自動車用エンジンオイル販売量はリットル換算ベースで同2%減と微減だった。粘度別では、販売量の多い0W-20、5W-30の販売量がともに同1%減と小幅ながら前年を割り込んだ。10W-30は採用される乗用車が減っていることや、5W-30への移行もあって同11%減と落ち込んだ。

1リットル当たりの税抜き平均価格は前年同月から1%上昇し690円となり、販売金額全体では同1%減となった。

《レスポンス編集部》

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