ホンダのインドネシア四輪生産販売小会社が設立20周年

HPM カラワン工場外観
  • HPM カラワン工場外観
  • 第2工場
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ホンダのインドネシアにおける四輪車生産販売子会社ピー・ティー・ホンダプロスペクトモーター(HPM)は、現地時間3月26日に創立20周年の記念式典を開催した。

式典には、インドネシアのアイルランガ・ハルタルト工業大臣や石井正文インドネシア日本国大使を迎え、ホンダからは五十嵐雅行 アジア・大洋州本部長が出席した。

HPMは、1999年にインドネシアにおけるホンダの四輪生産販売会社として設立。カラワン市に最初の工場を設立し、2003年に生産を開始した。2012年には第2工場を設立し、生産能力を年間20万台に拡大。現在はインドネシア市場だけでなく、さまざまな国に輸出も行っている。出資比率はホンダが51%、HPMが49%。従業員数は約6900名で、年間生産能力は計20万台(第1工場が8万台、第2工場が12万台)。主な生産機種は、第1工場が『CR-V』、『HR-V』、『モビリオ』、第2工場が『ブリオ』、『BR-V』、『ジャズ』、モビリオとなっている。

五十嵐アジア・大洋州本部長は、「ホンダにとってインドネシアは、アジア・大洋州地域における重要な自動車市場の一つ。我々はこれからも最高の製品とサービスを提供し、インドネシアのお客様に『生活の可能性が広がる喜び』を提供する」とコメント。

渡邉丈洋HPM社長は、「HPMは20年に渡りインドネシアの社会から『存在を期待される企業』を目指してきた。インドネシアは『需要のあるところで生産する』というホンダのポリシーを具現化した良い事例。今後もビジネスを通じてインドネシア社会に貢献し続ける」と語った。

《丹羽圭@DAYS》

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