GMは3月22日、シボレーブランドの新型EVを生産する目的で、米国ミシガン州のオリオンタウンシップ工場に3億ドル(約330億円)を投資すると発表した。 GMは当初、この新型EVを米国以外の国で生産する予定だった。しかしGMは、生産地を米国に切り替えた。同工場では現在、シボレー『ボルトEV』を生産しており、新型EVがボルトEVと同じ車両アーキテクチャーの最新版をベースにしていることから、生産地を米国に切り替えたという。 また、米国、メキシコ、カナダの3国間で提案されている新たな貿易協定における調達規則も、新型EVを米国生産にする理由だという。 GMはまた、米国の生産事業全体に総額18億ドルを投資することも発表した。この投資によって、700名の新黄雇用を創出していく。 GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「この新しいシボレーのEVは将来、全車種に電動モデルを設定する取り組みに向けた前向きなステップ。GMは、成長の機会のある米国事業に引き続き投資する」と述べている。
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