ドゥカティ パニガーレ V4S など、クラッチ操作ができなくなるおそれ リコール

ドゥカティ・パニガーレV4
  • ドゥカティ・パニガーレV4
  • 改善箇所(油圧クラッチホース)
  • 改善箇所(カムチェーンテンショナー)
  • 改善箇所(オイルクーラー)
  • 改善箇所(排気管)

ドゥカティジャパンは2月22日、『パニガーレ V4S』などの油圧クラッチホース、カムチェーンテンショナー、オイルクーラー、排気管に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2018年1月25日から12月27日に製造された『パニガーレV4』『パニガーレV4S』『パニガーレV4スペチャーレ』の3車種。

油圧クラッチホースについては、熱影響の検討が不十分なため、エンジン等の熱の影響にてホース内圧力が下がることがある。そのため、クラッチのストロークが増え、最悪の場合、クラッチ操作ができなくなるおそれがある。不具合は18件発生している。対象車両は399台。全車両、クラッチホースを対策品に交換する。

カムチェーンテンショナーについては、締め付けトルクの設定が低いため、走行振動等によりテンショナーが緩むことがある。そのため、シリンダーブロック内のエンジンオイルが漏れるおそれがある。不具合は発生していない。対象車両は399台。全車両、カムチェーンテンショナーを適切なトルクで締め直す。

オイルクーラーについては、ホース接続部の振動の解析・テストが不十分なため、強度が不足しているものがある。そのため、走行振動等により接続部が損傷し、最悪の場合、エンジンオイルが漏れるおそれがある。不具合は発生していない。対象車両は390台。全車両、オイルクーラーを対策品に交換する。

排気管については、強度検討が不十分なため、高負荷運転時に排気ガスの圧力変動に耐えられず、排気管が破損し、排気ガスが漏れるおそれがある。また、排気バルブを作動させるワイヤの強度が不足しているため、ワイヤを固定する位置がずれるものがある。そのため、排気バルブが適切に作動せず、警告灯が点灯し、排気騒音が大きくなり、最悪の場合、保安基準を満足しなくなるおそれがある。不具合は発生していない。対象車両は125台。全車両、前後の排気管または排気バルブワイヤを対策品に交換する。

いずれもイタリア本社からの報告によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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