路面の雪をAIで認識、道路管理…ウェザーニューズが支援システムを開発 世界初

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  • 独自AIモデルによる認識結果、黄色:積雪42.0%、ピンク色:圧雪25.7%、緑色:黒シャーベット32.3%
  • 東京都渋谷区、首都高3号渋谷線下り渋谷付近雪のため動けない車が多数見られる(2018年1月22日22時15分)

ウェザーニューズは2月8日、定点カメラの映像/画像から路面の雪を自動認識する世界初の「AI道路管理支援システム」のプロトタイプを開発したと発表した。

現在、雪氷作業は主に気象予報と定点カメラや巡回による目視によって判断しているが、数十か所におよぶモニタ画面を人の目で確認するには限界がある。雪質の変化をいち早く察知するには、システム面からの支援が必要となるが、画像解析やAIの導入は進んでいない状況だ。

AIについては、人・顔・車などを認識するモデルはあるものの、雪の状態や路面の状況を詳細に認識できるモデルは存在していなかった。また、従来の画像処理手法は、カメラのアングルや明るさの変化に対応できず、道路の監視業務には不向きとなっている。

新システムは、積雪・圧雪・シャーベット・乾燥などの画像データ上の特徴の微妙な違いをAIが機械学習し、これらが混在する複雑な路面状態をリアルタイムに認識。従来の画像解析では判別が難しい、夜間に吹雪の中を車が走行している状況でも路面状態を正確に把握できる。

ウェザーニューズでは今後、定点カメラの映像/画像だけでなく、全国のウェザーリポーターから寄せられる路面状態の映像/画像、コメントも取り入れるなど開発を進め、今夏の実用化を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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