ホンダは、ロードスポーツバイク『CBR250RR』など6車種のABS(アンチロックブレーキシステム)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは『CBR250RR』『CB1300スーパーフォア』『CB1300スーパーボルドール』『NM4』『VFR800X』『VFR800F』の6車種で、2018年10月30日~12月24日に製造された365台。
今回の不具合は、ABSモジュレータにおいて、構成部品の組付け治具形状が不適切だったことが原因。組付け時にアルミ片が発生することがあるため、ABS作動時にアルミ片が逆止弁へ噛み込むと前輪または後輪がロックするおそれがある。
改善措置として、全車両、ABSモジュレータを良品と交換する。
不具合および事故は起きていない。取引先からの情報により届け出た。