富山ライトレールに増備車…富山地方鉄道への直通をイメージ 3月16日に一般公開

8編成目となる富山ライトレールの低床車。塗色は従来車のイメージとかなり異なっている。
  • 8編成目となる富山ライトレールの低床車。塗色は従来車のイメージとかなり異なっている。

富山県富山市の富山駅北駅と岩瀬浜駅を結ぶ富山港線を運営する富山ライトレールは3月16日、TLR0600形の増備車を一般公開する。

TLR0600形は、富山ライトレールがJR富山港線(富山~岩瀬浜)の大部分を承継して2006年4月に開業した当時からの2連接車体低床式車両。「ポートラム」の愛称が付けられ、現在までTLR0601~0607の7編成が登場。アイボリーの車体にそれぞれ、赤・橙・黄・黄緑・緑・青・紫のアクセントカラーが施されている。

今回登場するTLR0608編成は、2020年に富山駅を挟んで富山市の北部を走る富山ライトレールと、南部を走る富山地方鉄道富山市内軌道線が接続し、相互乗入れを行なうことを視野に増備されるもの。塗色は従来のイメージとは異なり、「白銀の立山」をモチーフにしたシルバーホワイトとシルバーの落ち着いたツートンカラーとなる。

公開当日は、富山駅北駅で10時から10時45分までお披露目式を、11時から12時45分まで展示会を開催した後、城川原駅の富山ライトレール本社と車両基地で13時から14時30分まで、見学会と富山ライトレール社員との交流会が開かれる。

見学会と交流会の参加は中学生以上20人程度を募集する。申込みは富山ライトレール経営企画課までハガキ、FAX、メールで。締切は2月28日(必着)。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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