シトロエン、AR車両コンフィギュレータ開発…Facebookメッセンジャーと連携

シトロエンが開発したFacebookメッセンジャーと連携したAR車両コンフィギュレータ
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  • C5エアクロス
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シトロエン(Citroen)は1月28日、「Facebookメッセンジャー」と連携したAR(拡張現実)車両コンフィギュレータを開発した、と発表した。

これは、フランス本国で新型車の『C5エアクロス』を発売するのに合わせて、シトロエンが開発したものだ。シトロエンは、Facebookのインスタントメッセージシステムで、フランスでおよそ2700万人が利用しているFacebookメッセンジャーと連携したAR車両コンフィギュレータを開発した。

ユーザーはスタートボタンをクリックして、シトロエンのFacebookメッセンジャーアプリにアクセスする。このアプリはユーザーのスマートフォンカメラを起動させ、C5エアクロスの内外装を360度の視野で表示する。AR体験によって、ユーザーはC5エアクロスの詳細を確認し、好みに合わせてカスタマイズできる。

AR車両コンフィギュレータでは、エクステリアのボディカラー、ルーフカラーなどのオプション、ホイール、カラーパックなどが選択できる。インテリアでは、AR車両コンフィギュレータが、最大540通りのカスタマイズの組み合わせを表示する。

また、カスタマイズコードが生成され、ユーザーはFacebookメッセンジャーから、希望するモデルのファイルを受け取れる。このファイルには、ボディカラー、ルーフカラー、ホイール、インテリアデザインなどに関して、ユーザーが選択した仕様の詳細が示される。チャットボットを使って、車や価格、技術的な特徴について問い合わせることも可能。シトロエンのディーラーで試乗の予約も行える、としている。

《森脇稔》

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