四輪の市販車部門では「TEAM LAND CRUISER TOYOTA AUTO BODY」(TLC)が部門6連覇を達成した。優勝はC. ラヴィエル&J-P. ギャルサン。前回の優勝者でトヨタ車体の社員ドライバー、三浦昂(コ・ドライバーはL. リシトロイシター)が2位に続いている。
トラックの総合優勝はカマズのE. ニコラエフ。排気量10リットル未満クラスの「HINO TEAM SUGAWARA」では、菅原照仁がクラス10連覇を飾り、トラック総合でも9位に入った(今回の照仁のコ・ドライバーは羽村勝美)。照仁の父で連続出場記録更新中の菅原義正(コ・ドライバーは櫻井亜仁)は前半戦の途中で競技からリタイア(後半になって“賞典外”で再走行)。
二輪では「Monster Energy Honda Team」が悲願の“ワークス復帰後初の総合優勝”を果たせるかに注目が集まったが、7年目の今回も悲願達成は叶わず。速さはあったが、5台中3台がリタイアしていく展開で、終盤にも総合トップ争いをしているマシンのストップという手痛い状況が見られた。二輪総合優勝はT. プライスで、KTM勢は18連覇達成となっている。