「安心できる人が、安心したい人のために作る」、セルスター工業 国内自社工場生産の高品質ドラレコ…東京オートサロン2019

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セルスターブース (東京オートサロン2019)
  • セルスターブース (東京オートサロン2019)
  • セルスター工業 代表取締社長 勝永直隆氏
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ここ数年の需要の高まりを受けて、ドライブレコーダー関連アイテムの動きが活発なセルスター工業。東京オートサロン2019の会場で、同社の代表取締社長である勝永直隆氏に話を聞いた。

---:まずは最近のセルスターの状況から教えてください。

勝永社長(以下敬称略):6年ほど前からドライブレコーダーを強化しています。ここ2年ほどはニュースなどで報道されることも多くなり、出荷台数はどんどん増えています。特に最近は前だけでなく後方にもカメラを装着した“2カメラ”モデルの需要が大きく伸びて、この年末年始もかなり出荷しました。昨年のオートサロンで発表した「CSD-790FHG」がたくさん売れ、おかげさまで生産が追い付かないほどです。これまで主流だった前方だけのカメラから、後方のカメラもセットした2カメラモデルへの買い替え需要も相当増えてきました。そういったモデルが、今年の主力になっていくと考えています。

---:商品は日本製にこだわっているのも特徴ですね。

勝永:すべて日本製、自社工場で作っています。三重の第二工場も操業を始め、基板実装からすべてを自社で行うのが弊社の強みであり、他社との差別化です。そのこだわりはこれからも守っていきたいと思っています。

----:日本製の強みはどこにあるのでしょうか? お客様へのメリットも含めて。

勝永:まず品質ですね。より安心できる商品。外国で作られた商品のすべての品質が良くないわけではありませんが、なかにはお客様にお勧めできないようなものもある。安心できる人が、安心したい人のために作りたい。だから国内で自社工場での生産こだわっています。

もうひとつは、需要に対する製造のフレキシブルさです。たとえばある商品の需要が急激に高まった時、自社工場であれば生産計画の前倒しなどで製造ボリュームのコントロールができる。逆にあまり人気のない商品は生産を絞ることもすぐ対応できる。それが自社で生産している強み。昨年末はドライブレコーダーの需要が急激に盛り上がり、他社製品の中には欠品したものも多いと聞いています。しかし弊社の商品は、製造量を増やして対応したのでなんとか欠品せずに済みました。

----:日本製へのニーズも強いのでしょうか?

勝永:やはり高い商品は日本製を買いたいというお客様が多いと感じています。2カメラの商品は高価格となりがちですが、そのジャンルにおいては特に性能がしっかりした日本製が好まれている。いま、新車購入時にドライブレコーダーを装着するお客様が増えていますが、新車ディーラーで装着されるドライブレコーダーではなおさら日本製の高価格帯商品の需要が多いですね。

----:セルスターのドライブレコーダーに関し、その他の特徴も教えてください。

勝永:画質にこだわり持っています、夜でもとにかくクッキリ見せるのです。たとえば「Exmor R CMOS」というソニー製のセンサーを使うのに加え、スタービスという技術も組み合わせた「CSD-790FHG」は少ない光でも鮮やかな映像になるので、夜でも明るくきれいにはっきり撮れる。

それから安全機能ですね。ラインナップする一部の商品にはGPS連動でオービスの場所を教えてくれる機能もあり、安全運転をサポートします。これは他社にはありません。品質、画質、そして安全運転支援。それが弊社のドライブレコーダーの強みですね。

----:東京オートサロンのブースにはドライブレコーダーの新ラインナップも並んでいますね。

勝永:4つの新商品があります。無線LANを使ってスマホで映像を確認できるタイプ(CS-71FW)、小型液晶のコンパクトタイプはGPS機能付き(CF-21F)と無し(CS-11FH)の2機種、それからバックカメラを接続して使うモデル(CS-31F)などを新商品として用意しています。無線LANでスマホを接続するタイプは、後方に使う場合でも電源だけをとれば使えるので装着しやすいのが特徴ですね。

----:今後の展開はどうなるのでしょうか?

勝永:さまざまなタイプのドライブレコーダーを提案していくつもりです。お客様の要望をいちはやくキャッチしつつ、喜んでもらえる商品を市場に出していきたいですね。それから、運送業者などの法人向けのビジネスとして事故を起こしてからではなく、起こす前の安全運転支援も積極的におこなっていこうと考えています。すでにはじめているのですが、ドライブレコーダーの映像などから、事故を起こす前に危ない運転を分析し、リスクが高い運転をするドライバーにそれを伝えて教育しようというプログラムです。

----:安全な社会環境作りにより貢献していこうと。

勝永:そうです。弊社はインバーターやポータブル電源もありますが、停電などの備えとしての需要も多いですよね。これも安心して暮らすための商品のひとつ。セルスターとしては、世の中の安全意識を高めてより安心して暮らせる社会作りに貢献できればと願っています。

《工藤貴宏》

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