コンチネンタル(Continental)は12月17日、米国ラスベガスで2019年1月に開催されるCES 2019において、「インテリジェント街路灯」を初公開すると発表した。
インテリジェント街路灯は、将来のスマートシティの実現に向けて、重要なデータを集める役割を担う。たとえば、街路灯周辺の道路の駐車スペースが空いているかどうかを、各街路灯がモニターする。そして、街路灯と車両が通信を行い、空き駐車スペースの情報をドライバーに知らせる。これにより、駐車場所の確保を支援し、交通渋滞を緩和することができるという。
また、インテリジェント街路灯は、「インテリジェント交差点」と連携する。インテリジェント交差点は、交差点でドライバーの死角に歩行者がいることをドライバーに警告したり、信号が変わるタイミングをドライバーに知らせてドライバーが交差点を青信号で通過したりするためのテクノロジーだ。
コンチネンタルは、インテリジェント交差点とインテリジェント街路灯が得た情報を、V2X通信を通じてコネクテッドカーに送信することにより、多くの道路で安全性を高めることができる、としている。