JR九州は12月14日、2019年3月16日に実施するダイヤ改正の概要を明らかにした。
在来線では、西戸崎(さいとざき)駅(福岡市東区)と宇美(うみ)駅(福岡県宇美町)を結ぶ香椎線の全列車が、気動車から世界初の架線式交流蓄電池電車BEC819系「DENCHA」に置き換えられ、西戸崎~香椎間は平均2分、香椎~宇美間は平均3分短縮。姪浜駅(福岡市西区)と唐津駅(佐賀県唐津市)を結ぶ筑肥線では、波多江(はたえ)~筑前前原(ちくぜんまえばる)間に新駅「糸島(いとしま)高校前」(福岡県糸島市)が開業する。
若松駅(北九州市若松区)と桂川(けいせん)駅(福岡県桂川町)を結ぶ筑豊本線(若松線・福北ゆたか線)では、鹿児島本線と接続する折尾駅(北九州市八幡西区)が一部高架化されることから、ホームが現在地から200m移動する。
このほか在来線では、日豊本線と吉都線で平日のみ普通列車を増発。大分を早朝に発車する日豊本線の特急『ソニック2号』は時刻が見直され、小倉で『のぞみ4号』と接続することで大分~新大阪間の到達時間が34分短縮される。
九州新幹線では『みずほ602・604・609・611号』が新たに久留米と川内(せんだい)に停車する。