プジョー(Peugeot)は10月24日、2018年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は130万2200台。前年同期比は12.1%減と、マイナスに転じた。
2018年1~9月の市場別実績は、欧州が乗用車とLCV(軽商用車)合計で、87万9000台を販売。前年同期比は6.5%増と、引き続き前年実績を上回る。
欧州以外の市場では、中国と東南アジアが11万6200台を販売。前年同期比は28%減と、2桁のマイナスが続く。小型車に対する減税の縮小の影響が長引く。南米は、前年同期比9.9%減の8万7800台と後退。インドおよび太平洋地域は、21.5%増の1万4400台と好調。中東およびアフリカは、19万8400台を販売。前年同期比は47.7%減と大きく落ち込む。
2018年1~9月の車種別販売実績では、『208』が21万1045台でブランド最量販車に。ただし、前年同期比は9.8%減と落ち込む。『308』も15万2944台にとどまり、前年同期比は6.9%のマイナス。一方、SUVでは、『5008』が前年同期比64.2%増の8万0269台を販売。『3008』も27.2%増の19万4131台と伸びた。
プジョーの2017年の世界新車販売台数は、211万9845台。前年比は10.4%増と、4年連続で前年実績を上回っている。