伊藤忠商事、英国で個人間カーシェアリング事業へ参入

Hiyacarアプリ画面イメージ
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伊藤忠商事は10月24日、英国で個人間(P2P)カーシェアリング事業を展開するHiyacar社と資本提携(出資比率約18%)、同事業に参入すると発表した。

近年、スマートフォンやコネクテッドカー関連の技術革新により、P2Pカーシェアリングの普及が加速している。Hiyacar社はスマートフォンアプリとIoTデバイスにより、誰もが簡単にカーシェアリングのオーナー(貸し手)や利用者になることができるプラットフォームを構築し、英国で急速にシェアを伸ばしている。一方、伊藤忠商事は子会社のETEL社を通じ、「Kwik Fit」ブランドのもと、英国とオランダで地域最大手となる約930の店舗網でカーメンテナンス事業を展開している。

今回の資本提携により、伊藤忠商事は既存事業のKwik FitとHiyacar社の協業体制を構築。より安全かつ品質の高いサービスを提供し、カーシェアリング事業の推進を図るとともに、同事業に関連して蓄積される各種データの活用など、次世代モビリティ分野での新たな事業構築を図る。

《纐纈敏也@DAYS》

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