JR東日本は、「モビリティ革命」と掲げるように、今回のカンファレンスでは「自動車」という単語が何度も出てきた。UberやBlaBlaCar、notteco、タイムズカープラスといった新しいモビリティサービスを例にあげ、MaaS(Mobility as a Service、所有せず使いたいときだけ支払って利用する)という潮流のなかで鉄道などの公共交通も「しっかりキャッチアップしていかなければならない」(中川次長)と伝えた。
「鉄道事業イノベーションは、顧客志向システム、起業家精神、ビジネスマインド、自動運転、オンデマンド、シェアリングといった考え方。公共交通間の協調一貫輸送は、ドアtoドア、移動時間短縮 STTT(Shorter Total Trip Time)など。そして、ラストワンマイル、ファーストワンマイルなどの新しいモビリティソリューションとの統合をめざそうと」