【MX-5カップジャパン 最終戦】吉田綜一郎が今季初優勝、世界一決定戦出場へ

世界一決定戦への出場権を獲得した吉田綜一郎(中央)と堤優威(右)
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  • 左から、堤優威、吉田綜一郎、佐々木孝太
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  • 堤優威

世界同一仕様車による本格的なワンメイクレース「グローバルMX-5カップジャパン」最終第5戦が9月24日、富士スピードウェイで開催され、最年少の吉田綜一郎が今季初優勝を飾った。

グローバルMX-5カップでは、11月9日から11日にかけて北米フロリダ州のセブリング・レースウェイで「世界一決定戦」を開催。日本からは国内シリーズ上位2名が招待される。1号車・堤優威は開幕3連勝ですでにチャンピオンを確定し、世界一決定戦への出場枠を獲得。残り1枚のチケットを賭けた、シリーズ2位の85号車・吉田綜一郎と3位の12号車・梅田剛の戦いに注目が集まった。

当日は、グローバルクラスに8台、エンブレムクラスに1台の合計9台が出場。爽やかな秋晴れで、絶好のコンディションとなった。予選では堤が2分2秒279のコースレコードを叩き出し、ポールポジションを獲得。吉田は2番手、3番手は88号車・村上博幸、 梅田が4 番手、85号車・佐々木孝太が5番手となった。

決勝レース、好ダッシュを決めたのは、注目の吉田。1コーナー手前でポールシッターの堤をかわして前に出る。しかし、5番グリッドからのスタートだった佐々木は1周目で2位まで浮上、さらに3周目にはトップに上がる。だが、次の4周目には堤が首位の座を奪い返す。ここから中盤戦にかけて、堤と佐々木が交互にラップリーダーとなり、吉田と梅田、村上の3台が3位を争いつつ追走する展開になる。14周目に梅田は堤をかわして佐々木に次ぐ2位まで上り詰めるが、16周目に第1コーナーでのトップ争いで5位まで転落。逆に4位にいた吉田が一気にトップに躍り出た。

45分のレースも終盤となり、17周目こそ佐々木がトップで帰ってくるが、18周目から20周目は吉田が首位の座をキープ。しかし21周目は堤がトップでコントロールラインを通過し、以下、吉田、佐々木、梅田、村上の順でファイナルラップに入る。北米行きの切符を賭け、とにかく吉田の前に出たい梅田だったが、100Rコーナーでアウト側に並んでいた村上をプッシュしてしまい、そこで村上がスピン。この時点で先頭に吉田が立ち、堤と佐々木もピタリと追走するが、順位は変わらずにチェッカーを受けた。

トップ吉田と2位 堤の差は0.088秒、堤と3位 佐々木の差も0.322秒という僅差だった。梅田は4番目にゴールしたものの、衝突行為のペナルティで5位に。そして村上が4位となり、6位はTOMISANだった。

優勝した吉田は「実は眠れない夜もありましたが、今までのレース人生で一番嬉しい優勝です」と笑顔で語った。僅差の2位となった堤は「無線トラブルで、あともう1周あると勘違いしていました。悔しいですが、アメリカで頑張ってきます」とコメントした。

この最終戦の結果、シリーズチャンピオンの堤と2位で最年少21歳の吉田が世界一決定戦への出場権を獲得した。

《纐纈敏也@DAYS》

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