メルセデスの大型EVトラック、試験運用を開始…2021年から量産予定

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メルセデスベンツ eアクトロス
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ダイムラーは9月17日、メルセデスベンツの大型トラック『アクトロス』のEVを最初の顧客に引き渡し、2年間の試験運用を開始した、と発表した。

アクトロスは、メルセデスベンツブランドの大型トラック。メルセデスベンツは乗用車だけでなく、商用車の分野においても、電動化を加速させている。アクトロスのEVは、『eアクトロス』と命名。リアアクスルのホイールハブの近くに2個のモーターを搭載。それぞれのモーターが、最大出力170hp、最大トルク49.5kgmを発生する。

バッテリーは、蓄電容量240kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを2個搭載。1回の充電での航続は、最大200kmの性能を備えている。バッテリーの充電に要する時間は、3~11時間。最大積載量は11.5トン。動力性能は、ディーゼルエンジン搭載モデルに匹敵するという。

ダイムラーはeアクトロスの2021年からの量産に先駆けて、eアクトロスを最初の顧客に引き渡し、試験運用を開始。最初の顧客はドイツの運送大手、Hermes社。同社は実際の業務に2年間、このeアクトロスを活用し、その実用性を確認していく、としている。

《森脇稔》

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