中核SS170カ所で稼働確認…9月7日6時現在 平成30年北海道胆振東部地震

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平成30年北海道胆振東部地震(9月7日、北海道厚真町) (c) Getty Images
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  • 経済産業省経産省(2018年)

経済産業省は、平成30年北海道胆振東部地震で、9月7日6時現在、164万戸で停電していると発表した。

火力発電所が密集するエリアでの地震により、火力がトリップしたことによる供給力不足に陥り、9月6日に約295万戸が停電。昼ごろから一部地域で電力供給を再開し、約131万戸が復旧した。

停電の影響でJRは7日も運転を休止しているほか、トヨタ自動車北海道などの製造業も操業を取り止めている。

製油所は、出光興産の北海道製油所に設備被害はなかったが、精製・出荷設備が自動停止となっている。

油槽所では、JXTGの室蘭製造所に設備被害はなかった。自家発電で出荷可能で、現在は出荷待ち。東西OTの苫小牧油槽所は停電中。JONETの苫小牧油槽所は、非常用発電で出荷中。JXTGの留萌油槽所も非常用発電で出荷中。

サービスステーション(SS)は現在、自家発電機を備えて停電時にも稼働可能な中核SSなど、約300カ所のうち、現時点までに約170か所で営業していることを確認した。それ以外の一般SS約1500か所についても、電力の復旧に伴って順次営業を再開していく見通し。

《レスポンス編集部》

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