ポルシェ マカン 改良新型、量産第一号車がラインオフ

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ポルシェ マカン 改良新型の量産第一号車
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ポルシェは8月30日、改良新型『マカン』(Porsche Macan)の量産第一号車が、ドイツ・ライプツィヒ工場からラインオフした、と発表した。

マカンは2013年秋、ロサンゼルスモーターショー2013において、『カイエン』の下に位置するSUVとして発表。2014年の発売以来、世界累計販売が35万台を超える成功を収めてきた。そのマカンがデビューからおよそ4年が経過し、初の本格改良を受けた。

改良新型には、最新のLEDテクノロジーを導入。LEDヘッドライトが標準装備される。リアには新たに、立体的なLEDテールライトストリップを採用。『パナメーラ』などポルシェの最新モデル同様、横一列につながる新デザインのテールランプが特徴。4灯式ブレーキランプも新しい。

インテリアでは、ダッシュボードのデザインを変更。『911』シリーズと共通の小径マルチファンクションGTスポーツステアリングをオプションで用意した。ステアリングホイールに、モードスイッチやスポーツレスポンスボタンを配置。「スポーツクロノパッケージ」の一部として、改良新型マカンに設定される。

改良新型では、さらなる走行性能を追求し、シャーシを再チューニング。ポルシェによると、走行安定性を維持しながら、快適性を向上させているという。性能を高めた新開発タイヤを採用。20インチまたは21インチのホイールもデザインを一新した。

改良新型マカンの量産第一号車が今回、ドイツ・ライプツィヒ工場からラインオフ。ポルシェは9月初頭から、1日あたりの生産台数を420台以上へ引き上げ、需要に応える、としている。

《森脇稔》

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