霊柩車ナンバーワンへ、光岡自動車「年間180台売りたい」

霊柩車を販売する光岡自動車

光岡自動車の渡部稔執行役員は8月30日、期間限定の特別仕様車『ビュートなでしこ フレンチマカロン』の発表会で、同社の霊柩車ビジネスについて触れ、「今年は対前年比約20%増の180台を目指す」との方針を明らかにした。

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光岡自動車の渡部稔執行役員は8月30日、期間限定の特別仕様車『ビュートなでしこ フレンチマカロン』の発表会で、同社の霊柩車ビジネスについて触れ、「今年は対前年比約20%増の180台を目指す」との方針を明らかにした。

光岡自動車は『ビュート』や『オロチ』などの乗用車の製造・販売のほか、霊柩車や寝台車の製造・販売にも力を入れている。しかも、この数年右肩上がりで受注台数が増えているという。

「市場も年々伸びていて、年間500~600台。そのうち、当社が一昨年100台弱、昨年が140台だった」と渡部執行役員は話し、今年は180台を販売して確固たるナンバーワンの地位を築きたいそうだ。

とは言うものの、なかなか派手にピーアールするわけにもいかず、地道な営業活動と展示会への出展がメインとなっている。先日、東京ビッグサイトで開催された「エンディング産業展2018」にも出展し、霊柩車2台と寝台車2台を展示した。

霊柩車ビジネスの課題は


最近の傾向として、ミニバンタイプのものが増えているという。それはミニバンタイプのものだと、霊柩車と寝台車にも使えるからだ。病院もミニバンタイプのものだと霊柩車に見えづらいということがあるようだ。

また、海外展開にも力を入れている。シンガポールと台湾に代理店を設け、その効果もあって引き合いが出始めているという。今後さらに拠点を増やしていく計画だ。

ただ、製造面での課題も多く、「もう少し簡単につくれる方法はないか、新しいつくり方を模索している」(渡部執行役員)という。なにしろ1台1台手づくりの状態と言ってもよく、受注してから納車するまで3カ月ほどかかってしまうからだ。

これでは伸びている需要に対応できず、勝機を逸してしまうわけだ。新しいつくり方を完成させたとき、同社の霊柩車ビジネスは大きく飛躍することは間違いないだろう。
《山田清志》

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