札幌市交通局は、新型の超低床電車1100形を、9月1日に同局電車事業所(札幌市中央区)で開催する「2018市電フェスティバル」で10時30分から公開する。
同車は2013年に登場した3連接車体の超低床電車A1200形以来、5年ぶりとなる札幌市電の新型車。A1200形を単車タイプにしたもので、10月上旬から運行を開始する予定。すでに7月に搬入され、試運転が開始されている。
A1200形ではクロスシートも設置されているが、1100形はオールロングシートとし、通路幅を拡大。乗車口から降車口までの段差や傾斜をなくし、車椅子スペースを2か所設置している。
A1200形と同様、愛称名を付けることになっているが、これは事前に愛称の候補を提示して「市電フェスティバル」来場者の投票で決定。結果は当日に発表される。