国交省、ASV機器などを導入するバス・タクシー・トラック運送事業者を支援

自動車 テクノロジー 安全
タクシー(イメージ)
  • タクシー(イメージ)

国土交通省は、バス、タクシー、トラック運送事業者が交通事故を防止するための先進的な取り組みを支援すると発表した。

国土交通省では、自動車運送事業における交通事故防止の観点から、先進安全自動車(ASV)や運行管理を高度化する機器導入などを支援するため、要件を満たした事業者に対して自動車事故対策費補助金を交付する事故防止対策支援推進事業を実施している。

補助事業はASV導入や運行管理の高度化、過労運転防止のための先進的な取り組み、社内安全教育実施に対する支援。

ASV導入に対する補助率は取得費用の半分または3分の1。補助金の上限は、衝突被害軽減ブレーキが車両総重量3.5トン以上22トン以下のトラックが10万円、12トン以下のバスが15万円(一部10万円)。ふらつき注意喚起装置・車線逸脱警報装置・車線維持支援制御装置は5万円または3万円3000円。ドライバー異常時対応システムはバスが10万円または6万7000円など。同じ車両に複数の装置を装着する場合の上限はトラックが15万円、バスが30万円(一部20万円)。

運行管理の高度化の補助率は取得経費の3分の1。上限はデジタル式運行記録計の車載器が3万円、事務所機器が10まねん、映像記録型ドライブレコーダーの車載器が2まねん、事務所機器が3万円で、1事業者当たりの上限が80万円。

過労運転防止では、補助率が取得経費に半分。1事業所あたりの上限額は80万円。社内安全教育の補助率はコンサルティング利用の経費の3分の1で、1事業所あたりの上限は100万円。

それぞれの受付期間は8月11日から11月30日(社内安全教育は9月28日まで)。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集