警察庁がまとめた2018年上半期(1~6月)の犯罪統計資料によると、乗り物盗の認知件数が前年同期比13.7%減の9万4694件だった。
このうち、自動車盗の認知件数が同16.3%減の4403件だった。検挙件数は同25.7%減の2188件と低迷、検挙率は6.2ポイントダウンの49.2%と5割をきった。
オートバイ盗の認知件数は同21.3%減の7886件と大幅に減少し、1万件を割り込んだ。検挙数は同0.4%減の1316件で、検挙率は3.5ポイントアップの16.7%だった。
自転車盗の認知件数は同12.8%減の8万2405件だった。検挙件数は同12.7%減の5274件で、検挙率は横ばいの6.4%にとどまっている。
車上ねらいの認知件数は同14.8%減の2万2841件だった。検挙数は18.4%減の5702件だった。部品ねらいの認知件数は同16.4%減の1万1467件、検挙数が同26.9%増の2108件だった。