JR東日本横浜支社は7月26日、東海道線の線路切換工事に伴なう列車の運行計画を発表した。
この工事は、11月3日10時頃から翌4日初電前まで、東海道線下り線の線路を東側へ移動させた上で、川崎駅のホーム幅を最大で約12.1m広げるもの。
およそ18時間かけての工事となるため、その間は東海道線の東京~横浜間が全面運休となり、上野東京ラインを通過する宇都宮・高崎方面からの列車を含め、普通列車は東京駅(東京都千代田区)と横浜駅(横浜市西区)で折返し運行となる。
ただし、一部の時間帯では上り品川行きと下り東京発の品川~横浜間を横須賀線経由で運行する。
品川駅(東京都港区)まで乗り入れる常磐線方面からの列車は、一部時間帯で時刻が変更されるものの、通常運行となる。
このほか普通列車関連では、湘南新宿ライン、横須賀線、京浜東北・根岸線で一部時間帯に時刻変更を実施。南武線は通常運行となる。
一方、特急では、東京~伊豆急下田間の『スーパービュー踊り子』、東京~伊豆急下田・修善寺間の『踊り子』、東京~高松・出雲市間の『サンライズ瀬戸・出雲』(下り)の東京~横浜間で時刻が変更され、品川~横浜間は横須賀線経由となる。それ以外の特急は一部で時刻変更が実施される列車もあるが、通常運行となる。
なお、11月4日1時35分頃から3時40分頃までは、川崎~横浜間にある古市場踏切(横浜市鶴見区)が、東海道貨物線に通過列車があるため通行止めとなる予定。
工事が悪天候などにより中止になった場合は、12月15日から翌日にかけての同じ時間帯に実施される。