JR東日本水戸支社は7月10日、常磐線佐貫駅を2020年春を目途に改称すると発表した。
佐貫駅は、常磐線の前身である日本鉄道土浦線と竜崎鉄道(常磐線から分岐している関東鉄道竜ヶ崎線の前身)の駅として、明治時代の1900年8月に開業した歴史のある駅。
所在地は茨城県龍ケ崎市佐貫町となっており、龍ケ崎市はJR東日本水戸支社に対して、市の玄関駅としての知名度を上げるため「龍ケ崎市」駅に改称する要望を出していた。
そこで、両者は2015年5月、消費増税に伴なうJR東日本のシステム更新が見込まれる2017年4月を目指して駅名改称を行なう覚書を交わしていたが、増税が延期になったことで、費用負担の問題から実施が先送りとなっていた。