JR東海は6月13日、キハ85系特急型気動車で運行している高山本線の特急『(ワイドビュー)ひだ』と、紀勢本線の特急『(ワイドビュー)南紀』で無料の車内公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを7月1日から開始すると発表した。
このサービスは、JR東海の東海道新幹線全駅と一部の在来線駅で実施している「JR-Central FREE Wi-Fi」と同様の仕様となっており、メールアドレスなどを登録するだけで利用が可能。
ただし、携帯電話網を利用したサービスのため、トンネル内や山間部などでは利用できない場合がある。
7月1日から利用できる車両は両列車のグリーン車全車で、普通車については7月1日以降、工事が完了したものから順次開始するとしており、2019年3月末までには普通車の全車でもサービスが実施される予定。
なお、『(ワイドビュー)ひだ』では、名古屋発着の定期列車の和式トイレを一部洋式化する工事が開始され、12月末までには全列車で2ヶ所以上洋式トイレが設置されることになるという。