ロールスロイス カリナン、史上最大のダイヤモンドの名前をもつSUV[詳細画像]

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ロールスロイス・カリナン
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  • 史上最大のダイヤモンド、カリナン(1907年ごろ) (c) Getty Images
  • 日本発表会(6月11日)
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ロールス・ロイス・モーター・カーズ(日本法人)は、5月にワールドプレミアされたロールスロイス初のSUV『カリナン』の日本市場における予約販売の受付を、6月11日より開始した。

「これまでに発見された世界最大のダイヤモンドの名前『カリナン』を冠した、究極のラグジュアリー・オフローダーの誕生」と、ロールスロイスは自負する。「カリナン」ダイヤモンドは1905年1月26日に南アフリカ、プレトリア近くのプレミア第2鉱山で採掘された。重さは3106.75カラット=621.35g、いちばん長い部分の長さは10.5cmあり、宝石クオリティのダイヤモンドでは史上最大。カリナンは後にいくつかに分割され、英国王室に収められた。

カリナンの日本国内向け発表会のために来日した、ロールス・ロイス・モーター・カーズ、アジア太平洋リージョナル・ディレクターのポール・ハリスは次のように述べた。「カリナンは、スキーシーズンに長野の別荘までの雪道を堂々と走行したり、泥道や砂利道を難なく突き進んで、北海道にあるお気に入りの川釣りスポットにオーナーを連れて行く。街中では、自宅にいるかのような感覚で六本木でのショッピングや、銀座での歌舞伎鑑賞に出掛けられる」

なおSUVとしては珍しい「3ボックス」スタイルのリアは、かつて自動車に乗る人が車の外に荷物を載せ、荷物を室内に入れて移動をしなかった頃、1930年代の「D-バック」のロールスロイスを思わせるデザインだ。

消費税を含むメーカー希望小売価格は3800万から。納車開始は2019年第1四半期を予定している。

《高木啓》

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