しかし、フルコースイエロー時に最初のドライバー交代を済ませていたNo.82 Phoenix Racing Asia R8のペースが思いの外よく、レース中盤には82号車がトップに浮上。さらに777号車に対して最大で1分10秒の大量リードを獲得した。序盤に給油のみのピット作業を行った影響で結果的に周りよりピット回数が1回多くなってしまった777号車。戦略で裏目に出たかと思われたが、残り1時間のところで乗り込んだ近藤が怒涛の追い上げを見せる。82号車に対して1周3秒のペースで追い上げていき、残り30分を切ったところで逆転。その後も手をゆるめることなく、逆に42秒もの大差をつけて124周でチェッカーを受けた。