ETC車載器による駐車場の料金支払い、実験は上々の評判 アマノ

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高速道路の料金所と同様、ETC車載器とゲートのアンテナが通信することで入り口のポールが上がる。
  • 高速道路の料金所と同様、ETC車載器とゲートのアンテナが通信することで入り口のポールが上がる。
  • 駐車場に入場すると、登録したメールアドレスに確認のメールが届く。
  • 駐車場から退場する際もゲートに近付くだけで、自動的に認識し決済を行ってくれる。
  • 大型サイネージには駐車料金とETCによる決済であることが表示される。
高速道路のノンストップ料金自動授受システムとしてETCが導入されたのは2001年のこと。当時から、いずれは有料道路の通行料金の支払いだけでなく、駐車場の料金支払いなどにも活用されるという触れ込みだった印象がある。

日本ではこれまでETC車載器が8000万台以上も販売されたにも関わらず、まだ駐車場でETCが利用できるようにはなっていない。関西ではコインパーキングのタイムズが一部の駐車場などで導入しているが、まだ数か所にとどまっているようだ。

駐車場の設備やシステムを手がけるアマノは、今年2月から3月にかけてイオンモール幕張新都心の駐車場で、一般ユーザーをモニターとしたETC利用の試験運用を行なった模様をパーキングシステム・設備展(4月18日~20日、幕張メッセ。主催:日本能率協会)で展示していた。

説明員によると、100名のモニター募集に対し多数の応募があり、期間中に130名ほどが利用したそうだ。利用したモニターによれば、非常に利便性が高く、他の駐車場でも導入して欲しいと言う声が多かったとか。

高速道路のようにノンストップではないが、入り口ゲートに近付くだけで高速道路のようにポールが上がり通過できるのは、発券機にクルマを寄せて駐車券を受け取る必要がないため、アプローチに高速道路ほど余裕がない駐車場では便利だと感じたようだ。無料で利用できる時間を過ぎても、ETCによる自動決済で料金の授受が行われる。

キャッシュレスの決済方法が増え普及も進むなか、クルマに乗車しながら決済するとなるとETCの利便性を活用しない手はない。同社は今後も、全国で試験運用によって検証を行い、一般利用の導入に向けて実績を積み重ねていく方針だ。

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《高根英幸》

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