フォルクスワーゲングループは4月16日、2018年第1四半期(1~3月)の中国(香港を含む)における新車販売の結果を公表した。アウディやシュコダなどを含めたグループ全体の総販売台数は、新記録となる89万1500台。前年同期比は13.4%増と、2桁増を達成している。
フォルクスワーゲングループの中国合弁(乗用車)には、上海汽車(SAIC)との間の上海フォルクスワーゲン(上海大衆)と、第一汽車(FAW)との間の一汽フォルクスワーゲン(一汽大衆)の2社がある。
全販売台数89万1500台のうち、フォルクスワーゲンブランドは、75万5700台。前年同期比は8.6%増だった。『ラビダ』をはじめ、『サンタナ』、『サジター』『ボーラ』、『ジェッタ』、『グランドサンタナ』、『ラマンド』、『マゴタン』が販売の中心。また、第1四半期はSUVの販売が好調。『ティグアン』『テラモント』『トゥアレグ』を合わせて、前年同期比33.8%増の10万2000台を販売した。
フォルクスワーゲングループの2017年の中国(香港を含む)における新車販売台数は、過去最高の418万4200台。前年比は5.1%増と、2年連続で前年実績を上回った。2018年第1四半期は、合弁2社を合わせて、中国乗用車市場のシェア1位を維持している。