「規模ではもっと大きなモーターショーは世界にたくさんあるし、ワールドプレミアも少ないけれど、美女の数と質ではどこにも負けていない」。バンコクモーターショーの主催者代表を務めるプラチン氏は、かつて現地メディアのインタビューでそう話したことがある。
実際、バンコクモーターショーの会場を歩いているの、ブースを彩る女性の多さに圧倒される。とにかく人数が多いのだ。会場を少し歩くだけで、主催者代表の語った言葉か決してオーバーではないことを理解できる。ある意味、バブル期の日本のモーターショーを見ているようで少し懐かしかったりもする。
そしてバンコクモーターショーのプレスデーでは、各ブースを彩る女性たちを一堂に集めてショー仕立てのパフォーマンスがおこなわれるのだから驚いた。一堂に集まるとどうなるか?
会場内を歩いていた時以上どころかその何倍も、数の多さに驚かされるのだ。とにかく次から次へと、よくもここまで美女を集めたなと思うくらい数、そして美人度に圧倒される。
いったいどのくらいの美女がいるのか? 事務局によると「400人以上」というから凄い。
「今度、この数の多さを世界記録に申請しようと思っています(事務局)」とのこと。
たしかに、この規模を超えるとすれば北京や上海など中国のモーターショーくらいしか思いつかない(数えたことがないので実際にはどちらが多いのか不明)。だからもし中国のモーターショー主催者が対抗して申請さえしなければ「バンコクモーターショーが世界一」と認定されてもおかしくない。
ちなみに、東京モーターショーなど日本ではクルマの横に立つ「モデル」と来場者に接してパンフレット配布や車両説明などを行う「コンパニオン」に分かれるが、こちらでは兼ねていることが多く「プレゼンター」や「プリティ」と呼ばれる。