三菱自、「過ちに学ぶ」社員研修施設を開設 不具合部品の実物大モデルなど展示

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三菱自動車 過ちに学ぶ研修室
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三菱自動車は3月28日、愛知県岡崎市の技術センター内に、社員研修施設「過ちに学ぶ研修室」を開設したと発表した。

過ちに学ぶ研修室は、燃費不正問題など過去に相次いだ安全や品質に関する三菱自動車の諸問題について、改めて学び直し教訓を得ることで社員の意識を高め、記憶の風化を防ぐことが狙い。社員は研修時、解説員の案内の下、問題発生当時の報道や顧客・社員の声をまとめたビデオを視聴。その後、2000年のリコール隠し以降の諸問題を時系列で解説したパネルや不具合部品の実物大モデルを見学する。

同社は燃費不正問題以降、再発防止策として様々な改善策を導入してきたが、同施設もその一環。入社時や昇進時などの社員向け研修プログラムに組み込むことで、継続的に活用する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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