ヤマハ発動機、電動トライアルバイクで世界選手権参戦---先行開発車両[詳細画像]

モーターサイクル 新型車
ヤマハの電動トライアルバイク、TY-E
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ヤマハ発動機は3月23日、先行開発した電動トライアルバイク『TY-E』で、トライアル世界選手権 TRIAL Eクラスへ初参戦すると発表した。

TY-Eは、ヤマハ発動機のエボルビングR&D活動から生まれた先行的な開発車両。同活動は、研究開発統括部の業務時間中5%を利用し、個人の裁量のもと、従来の枠にとらわれない自発的・自律的な活動ができる機会を提供するもの。

この活動の中で、EV開発の課題である「コンポーネントの高出力小型軽量化」「意のままに操れる運転のし易さ」を克服すべく、競技用トライアルモデルに着目し、開発に取り組んだ。

TY-Eは最適な剛性と電池格納スペースを確保しながら軽量化を突き詰めたCFRPモノコックフレームに、高回転型の小型高出力モーターを搭載。最適化されたフライホイール、瞬発力とコントロール性を確保するメカニカルクラッチなどにより、優れた走破性を実現する。また、ダイナミックなライダーアクションを妨げない限界まで突き詰めたスリムなポリゴン形状のボディを採用している。

TRIAL Eクラスは、電動トライアルマシンのみが参加可能な、唯一の世界選手権として、昨年のフランス大会で初開催。今年は7月14-15日のフランス・オロン、7月21-22日のベルギー・コンブレン オー ポンの全2戦が予定されている。ヤマハは、全日本トライアル選手権IAスーパークラスで活躍中の黒山健一選手がワークスチームからエントリーする。また、同車両は東京ビッグサイトで開催中の「東京モーターサイクルショー」にも出展。24、25日には屋外イベント会場で、黒山選手による走行デモンストレーションを見ることができる。

《纐纈敏也@DAYS》

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