豊田通商、機械設備関連の2社を経営統合 次世代自動車対応に向け競争力強化

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トキワエンジニアリング(Webサイト)
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豊田通商は、機械設備関連子会社のトキワエンジニアリングと豊通テクノを4月1日付で経営統合。新会社「豊通テック」を設立し、次世代自動車対応に向けた提案力、顧客対応力強化を図ると発表した。

トキワエンジニアリングは1947年に設立、2012年に豊田通商の子会社となった。カーエアコン向けに耐蝕性を考慮した樹脂成型品やシール材の提案を行う「化成品事業」、自動化ラインを含む各産業用設備設計・製造を行う「FA(ファクトリーオートメーション)装置事業」、耐蝕技術や環境に配慮した設備設計や工事・保全メンテナンス活動を行う「プラント事業」の3つの事業を柱としている。

一方、豊通テクノは2010年にTEMCOの製造部門と豊通テクノプロトが合併し設立。自動車関連の試作部品、補給部品の製造請負を行う「試作・部品事業」や自動車生産設備および周辺機器の設計・製造、販売を行う「設備事業」を中心に事業を行っている。

今回の経営統合により、トキワエンジニアリングがさまざまな産業向けに培ってきたカスタマイズ対応力と、豊通テクノの自動車分野で培われた製造技術力を融合。両社の事業領域である設計・製造分野で、次世代自動車対応に向けた付加価値の高い製品を製造していく。

また、試作部品を製造する豊通テクノと、量産部品を製造するトキワエンジニアリングを経営統合することで、試作から量産までの一貫したバリューチェーンを構築。さらに、両社に共通する開発や設計などの技術の共有化と相互活用を行うことで技術力向上および効率化を図る。

なお新会社はトキワエンジニアリングを存続会社とする吸収合併方式で、豊通テクノは解散。新会社の代表には豊通テクノの岡本康社長が就任する。
《纐纈敏也@DAYS》

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