ポルシェ マカンGTS…モータースポーツを語るSUV[詳細画像]

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ポルシェ・マカンGTS
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ポルシェ『マカンGTS』は、モータースポーツの影響を受けて生まれたモデルで、マカンSより20ps増したパワーに応じてシャシーが再設計され、ブレーキも強化されている。

ポルシェマカンGTSに搭載されるエンジンはマカンSの3リットルV6ツインターボをベースに、パワーは360ps、トルクは500Nmとそれぞれ20psと40Nmアップ(マカンSは340ps、460Nm)。PDKと駆動力を前後に自在に配分するポルシェドッペルクップルング(PTM)が組み合わされ、0-100km/h加速は5.2秒、オプションのスポーツクロノパッケージを装着した場合は5.0秒に短縮、最高速度は 256km/hである。

15mm低められた車高と、スポーティなチューニングが施されたポルシェ・アクティブサスペンションマネージメント(PASM)、そして前後異なるタイヤサイズと組み合わされる艶消しのブラックに塗られたRSスパイダーデザインの20インチ径ホイールが外観の特徴だ。

さらに、マカンとしては初めてLEDヘッドライトを含むポルシェダイナミックライトシステムプラスがオプション装着出来るようになった。また、スポーツエグゾーストシステムも標準装備となる。

インテリアでは、中央部にアルカンタラを用いたGTSスポーツシートと、同じくアルカンタラのトリムが採用された。新しいポルシェ コミュニケーション マネージメント(PCM)も SUV モデルとしてはマカン GTS が初めて採用。オプションのコネクト・プラスを装備した場合、高品質のマルチタッチモニターはリアルタイム交通情報の取得やスマートフォンとの機能統合、Apple Car Play 等の利用も可能である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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