日産自動車の米国法人、北米日産は、米国で開催中のシカゴモーターショー2018において、新型『タイタン』のオフロード仕様車を初公開した。
タイタンは、日産の北米市場におけるフルサイズピックアップトラック。2015年の2世代目へのモデルチェンジを機に、車名を『タイタンXD』に改めた。2016年には、新型『タイタン』を発表。最大積載量を0.5トンに抑えたタイタンXDの派生車種で、この0.5トン仕様が、初代と同じタイタンを名乗る。
基本パワートレーンは、5.6リットルV型8気筒ガソリン。最大出力390hp、最大トルク55.5kgmを引き出す。トランスミッションは7速AT。タイタンには、V型6気筒ガソリンエンジンも設定される。
シカゴモーターショー2018で初公開された新型タイタンのオフロード仕様車は、日産公認のサスペンションリフトキットを装着。車高調整が可能となっており、最大で76mm最低地上高が引き上げられ、オフロードでの走破性を高めている。
このサスペンションリフトキットは、日産のディーラーでボルトオンでの取り付けが可能。装着の所要時間は、およそ4時間。なお、日産がサスペンションリフトキットを公認するのは、初めてという。