コンチンネンタルは、スペインで2月26日に開幕する世界最大規模の携帯通信関連見本市、「MWC (モバイル・ワールド・コングレス)2018」において、「サービスとしての車両キー」(Key as a Service)を発表する。
サービスとしての車両キーは、スマートフォンが車のキー代わりになる新開発のスマホ認証システム。自動車メーカー、車両モデル、市場地域を超えたスケーラビリティが特徴で、車両アーキテクチャに設計変更の必要がなく、より早い市場投入を可能にする。
コンチネンタルは米国のレンタカー大手、エイビスと提携。エイビスは、このサービスとしての車両キーを、同社のレンタカーの一部車両に搭載する。これにより、レンタカー利用者は、エイビスのモバイルアプリを使って、車両のドアロックを解除し、エンジンの始動ができるようになる。
コンチネンタルとエイビスは将来、車両キーを完全に廃したレンタカーの基盤を築くことを目指す、としている。