rem reposeで注目したいのは、キャンパー鹿児島のいわばフラッグシップモデルでもありながら、機能や装備を誇るモデルではないという点だ。「選択と集中」が明確で、トイレやシャワーは展示車には設けられていない。実は、かなり使い込んだトイレ付きキャンピングカーなどを下取りたときに、一度も使われていないクルマは少なくないそうだ。その分のスペース広く使えたらというユーザーの声もあったのだという。
rem reposeの特徴はまずエントランス。ハイエースがベースであることをしっかり主張する、大聞く開くスライドドア式エントランス。そこからの景色を楽しめるように、このモデル専用の、しかし家庭のリビングにおいてもそん色のない、たっぷりとした大きさのソファーがエントランスに向けて設置されている。景色のいいところに停めてここから風景を楽しむ。そんな旅をしたい方にはぴったりの一台ではないだろうか。